愛用の筆記具と万年筆の魅力

(by.化けの皮)



足元の大地を指でなぞったか、あるいは川や海に濡れた指を乾いた岩にあてた か。人が心の外に想いを記し始めたきっかけは案外その様なものだろう。板金に 沿いインクを流す。原点に通じるシンプルさ。そしてそれ故に身にまとい得た美 しさ。その「万年筆」という筆記具に心から魅せられる。思うままに想いを記し 、時には自分も知り得ぬ心の底を発見させられる道具として、私は モンブラン ・マイスターシュテュックNo.149 を愛用する。


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